6月上旬は毎年、小麦の収穫です。
しかし、この時期はちょうど梅雨に重なります。
一昨年の小麦は収穫後、畑にまとめてたてかけ、雨よけのブルーシートをかけて置いておきました。晴れ間を見てブルーシートを剥がして、乾燥させようとしたのですが、雨続きで全然乾かず、その内カビだらけに!
その教訓から、昨年は収穫してきた小麦をすぐに脱穀。
脱穀した状態でしばらく保存。農協で乾燥機を借りて乾燥し、製粉所へ持って行って製粉してもらいました。
ところが、製粉した小麦粉がかび臭い!どうやら脱穀から乾燥機にかけるまで保存していた段階で一部カビが発生していたようです。
というわけで残念ながら、せっかく作った小麦粉は廃棄することに…。
そして今年。今年は梅雨入りが遅れ、5月下旬から6月上旬までよく晴れた日が続きました。
野菜の方は雨が足りなくて弱っていたのですが、小麦は収穫する前からいい具合に乾燥してカラカラになっています。
今年こそはカビさせるまいと、収穫と脱穀の後にすぐ乾燥できるよう、事前に農協の乾燥機の予約を入れておきました。脱穀機のトラブルなどもあって乾燥日前日の夜中までかかってしまいましたが、なんとか収穫、脱穀まで完了。
梅雨入り前に無事、乾燥まで終えることが出来ました。
乾燥した小麦はとうみ(穀物に風を送り、殻やゴミを吹き飛ばす農機具)にかけ、製粉所へ持って行きます。
写真は近所の農家さんからお借りした手回しのとうみ。
昨年は扇風機と段ボールで自作しましたが、さすが専門の農機具。体力は使いますが、こちらの方が高性能でした。
こんな感じで6月中旬までは小麦に追われていましたが、野菜たちも育っています!
新しい研修生も入り、6月26日には相模原市の橋本で、久しぶりのマルシェを開催します。
ニローネ風のすみか農場や地域の農家の野菜を販売しますので、お近くの方は是非お立ち寄りください!
場所:サン・エールさがみはら前
時間:10時~14時
共催:⾵のすみか農場
(認定NPO法⼈⽂化学習協同ネットワーク)
サン・エールさがみはら