梅雨もあけない7月中旬になりました。
あと2週間ほどで私達のブルーベリー収穫も本格化していきます。
昨年は玉が色づき熟していく時期に晴れが全然なく8月の収穫が1週間ほど遅れました。
今年はそれなりの梅雨だと思うので8月のはじめから収穫が本格化すると思います。
(これは去年の7月末の写真)
さて、風のすみか農場は体験農園として稼働するために準備をしています。
小さい農地ながら5種類の作物を中心とした体験を企画しており、その中でもブルーベリー摘み取りはメインの企画です。
いろんなところにブルーベリー摘み取り体験の農園があるので参考にさせてもらいながら企画を練っています。その過程でブルーベリーの需要とかも調べます。
近年、「ブルーベリーの需要は増えている」とニュースでは言われてて
どのくらい?と思って農水省のホームページを見てみるけれどブルーベリーの需要動向らしい情報はなく、代わりにこんなニュースがありました。
コロナ禍の影響で冷凍ブルーベリーの輸入が激増しているという話。
やっぱりブルーベリーは北米原産なので日本とは生産量や産業としての桁が違うのでしょう。
とにかく、ブルーベリーの需要が伸びているのは間違いななさそうで
すでに日本各地でブルーベリー摘み取り体験を実施している農園がたくさんあります。
その中で最初に出会ったのが
「ブルーベリーファームおかざき」
畔柳(くろやなぎ)さんという方が脱サラしてはじめたブルーベリー農園で全国的に有名です。「最強の農起業」という本も出されています。↓
本には脱サラして起業するまでと経営戦略が描かれています。農業書というよりも経営に関する読み物として非常に面白いです。
風のすみか農場とは作物生産に対するアプローチが真逆といっていいほど違いますが、農業に対する考え方や、特にブルーベリー摘み取り農園という具体的な話を経営という観点から非常に細かく書いているので非常に参考になります。
ブルーベリーファームおかざきのように大きく成功しているところを見た時に自分たちとの現状のギャップにヘコんだり心折れそうになったりすることもあります。
でもそこに行くための快速急行があるわけでもなく、
そもそも事業の目的地が違うところにあるかもしれないので
自分たちの足で着実に進まないといけないですね。
迷ったりヘコんだりする時はコレ聞きます。
大好きなんでよかったどうぞ。
ではまた。