3月下旬に植えたジャガイモを掘り出す時期がきました。品種は”男爵”
ホントはもっと早く出したかったけれど雨続きでタイミングを逃してしまった。
ただ、ジャガイモは土の中に置いておけるという話を
都合よく全面的に信頼しているのでまだ大丈夫だと思っている。
生育は気になるので試しに掘ってみる。
1箇所に種芋1/2カットを植えており、どのぐらい増えるか見てみる。
6箇所ぐらいほってみると平均して4~5個ぐらいのジャイガもがいた。
ちょっと少ないかなという印象。
ただ今年は30kg植えたので150kgぐらいになっているとうれしい。ほんとはもっといくんだろうけれど。
試し堀りしたジャガイモをみんなで食べてみる。
火の通りが早そうなS~Mサイズを選び茹でた。
皮が自然と割れてきた頃合いを見て上げる。
味噌や塩をつけて食べてみると少し白っぽくてあっさりとした味だった。
男爵芋はもっと黄色っぽくて甘みが強いような気がしたがなにかあっただろうか。
もちろん美味しいんだけれど。
そういえば今年は気候のせいなのか、上の株が例年に比べ小さかった。
それがどんな影響を与えるか推測するしかないけれど
もしかしたら光合成の養分が少なくてあっさりしたジャガイモになったのかもしれない。
どんな気候でもおいしい作物がつくれる技術がほしいです。日々勉強。
作物を育てるときには、原産の環境を再現してあげるといいなんて話があります。
例えば、トマトはアンデスの乾燥した環境とか。
研修生とかに野菜の説明をするときに栽培方法だけじゃなく、原産地や広まった歴史なんかの話をすることで野菜を味だけじゃなく食文化として見ることができるんじゃないかと思う。いつかは。
例えばこんな話も雑学で面白い。
日本へは慶長3年(1598年)にオランダ人が長崎に持ち込んだのが最初で、ジャワのジャガトラ港経由(現ジャカルタ)だったため、「ジャガタラ芋」と呼ばれ、それが「じゃがいも」の由来となったと言う説や、ジャガトラ港には由来せず、当時のジャワがジャガトラと呼ばれていたから等、諸説あるそうです。
どんな野菜でもなんも知らずに「収穫して、食べて、美味しかった」で終わっては、スーパーで買うのとあんま変わらないと思うので、食文化を語るならば少しは勉強しなきゃいけないよね。
ということで面白そうな本見つけた。まだ読んでないけど。
読んだらいつか感想を書きたいと思う。
ではまた。