5月なのに梅雨のような雨降り続きの毎日です。
でも、そんな雨にもまけず、14日の土曜日、風のすみか農場の体験イベント「ニローネホリデー」を実施しました。
当日も朝から雨。でも、天気予報通りだんだん小雨になってきて、イベント開始時間にはほぼ止んでくれました。
今はまだ端境期。収穫できる野菜もあまりないので、食べられる野草も収穫!
普段雑草とみなされて駆られてしまう草ですが、よく見ると畑にはハコベ、ヨモギ、フキ、カラスノエンドウ、ノビルなど、食べられる草がいっぱいです。
そして、耐熱煉瓦を使った自作のピザ釜に、周辺から取ってきた枝や薪を入れて火入れ。
ピザ釜が熱くなるのを待つ間、風のすみか農場産の小麦をこねてピザ生地を作ります。今時貴重な国産小麦、農薬も使っていないので更に貴重です。
伸ばしたピザ生地の上に、チーズやソーセージ、トマトソース、そして収穫した野菜や野草を乗っけて焼きました。
ピザ釜に入れ、暫くするとチーズがぐつぐつ沸騰してきて焼き上がり!
うまい!…のですが、野草の存在感がいまいち。
ノビルやフキのように味や食感のしっかりした野草をたっぷり入れたピザは、ワイルドな味わいのピザになりましたが、それ以外の野草は元々味も薄いし、細くて小さいので、ちょっと火力を上げるとチリチリの消し炭のようになってしまい「野草ピザ」というより「野草?ピザ」と、野草に疑問符の付くピザでした。野草はアク抜きしましたが、高温で焼くので、それもしなくてよかったかも。
今回は初めての企画ということで、関係者だけのモニターツアーでしたが、今後の検証を踏まえて公開イベントにしていきます。
端境期もそろそろ終わり、これから野菜も少しずつ収穫が始まります。5月28日には橋本サン・エール前マルシェも再開するので、こちらもよろしくお願いします!