研修生が巣立った風のすみか農場ですが、次の研修生を待つ間も畑の作物は休みなく生育中。草を抑えるために、麦の間を耕したり、肥料をまいたり、色々管理も必要です。今年は春の訪れが早かったので、早くも麦の穂が出てきました。
麦の収穫はちょうど梅雨時。ここ2年、梅雨は長雨でした。梅雨の雨はもちろん作物にとっては恵の雨になるのですが、過ぎたるは及ばざるがごとし。あまりにも長い雨は色んな問題を引き起こします。長雨のおかげで、小麦は一昨年、収穫した麦を畑で干している間にすっかりカビてしまいました。そして、そこから学んだ昨年は収穫した後すぐに脱穀し、しばらく貯蔵した後機械で貯蔵し、製粉所に持って行きました。しかし、この製粉まで貯蔵していた間にか、やはりまたカビてしまいました。
来年こそはカビさせずに小麦粉にしようと誓ったあの日…。この感じで早くに熟してくれれば、梅雨が来る前に収穫してしまい、悲願のカビてない小麦粉が出来るかもしれません。
