風のすみか農場 -活動日記-

神奈川県相模原市緑区にある「風のすみか農場」活動日記です!

循環させてみる

すごしやすい季節になりましたが、今年の秋も雨ばかり。梅雨からずっと天候不順が続きますが、畑は待ってくれないので、雨の合間を縫って色々進行中。

 種をまいたり、苗を植えたりして、大根やカブ、白菜、小松菜など秋冬野菜が成長中です。そして10月上旬に植えつけた種ニンニクも芽を出しました。

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 私たちの食べた野菜はやがてウンチになり、(私たちが野グソをすれば)ウンチは虫たちの食べ物になり、虫のウンチはミミズの食べ物になり、ミミズのウンチは微生物の食べ物になり、微生物のウンチは植物の栄養になります。私たちの飲んだ水はやがておしっこになり、(私たちが野ションをすれば)土壌を浸透して浄化され、沢から海へと旅をして、やがて蒸発して空に上り、雨になって降ってきます。人間が手を出さずに放っておくと、ぐるぐる回ってるのが自然。地球の循環てすごいですね。

 以前「草マルチ」を紹介しましたが、今年の風のすみか農場は「循環」を勧めようと、ビニール資材をなるべく減らして、農場で育てた麦から採れた麦わらマルチや雑草マルチを活用中。寒い冬を土の中で越すニンニクは、ビニールマルチを使わないとなかなか大きくならなってくれないんですが、今年はとにかく草マルチを分厚く敷いて、ビニール無しでの栽培に挑戦することにしました。ビニールフリーのニンニク達は、どんな大人になるのでしょう。来年の夏が楽しみです。