風のすみか農場 -活動日記-

神奈川県相模原市緑区にある「風のすみか農場」活動日記です!

竹モバイルハウス作り

 生活費の多くを占めるのが住居費。家賃を稼ぐため、あるいは家のローンを払うために、嫌な仕事でも辞めずに働き続けている人はたくさんいるのではないでしょうか。

 そんな世の中ってどうなのよ?という疑問から生まれたコンセプトが「モバイルハウス」つまり動く家。「0円ハウス」「独立国家の作り方」など、現在の社会システムへの変革を促す著書で知られる作家の坂口恭平さんが、「家が動けば不動産→動産になり、固定資産税がいらなくなる!」という気付きから、家に車輪をつけることを提唱。ここから日本のモバイルハウシーンが始まります(適当に書きましたが多分そんな感じ)。

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モバイルハウス作り


 藤野の廃材エコヴィレッジ「ゆるゆる」近くに誕生したのが、軽トラに乗っけるモバイルハウスを集めたモバイルハウスヴィレッジ「ぼちぼち」。ぼちぼちには、リヤカーで引くモバイルハウスに寝泊まりする強者もいます。9月に若者たちと一緒にここを訪れて刺激を受け、風のすみか農場近くにある竹林の竹を使ってモバイルハウスを作ってみることにしました。山から竹を切ってくるところから始まり、全て自分たちで作成。放っておくとどんどん生態系を荒らしてしまう竹林の竹を使えば、資源の有効活用にもなる上、材料費はタダ。柱に使った角材に、割った竹を取り付けて壁と屋根を作り、少しずつ家らしくなってきています。
 完成したら軽トラに乗っけてぼちぼちを再訪する計画です。怪しい竹の家を積んだ軽トラをみかけても親指は隠さなくていいので、暖かく見守って下さい。
 せっかく「家」を作ったので泊まってきたいですが、冬のぼちぼちは極寒。凍え死なないように気をつけます。