風のすみか農場 -活動日記-

神奈川県相模原市緑区にある「風のすみか農場」活動日記です!

死ぬほど暑い

毎日死ぬほど暑いですね。気を付けないと、ほんとに熱中症で死にます。

この夏の風のすみか農場は、夏野菜が大不作!
人手が足りなくて管理が行き届かなかったのも大きいですが、七月からの日照りと酷暑も影響大です。
天気予報で雨マークがついていても、晴れたり、降っても一瞬だったりと、ふるふる詐欺が繰り返されました。絶対的に雨が不足し、ナスなどは枯れてしまいました。

8月も中旬になってから、ようやく雨が降ってくれて、生き残った野菜も活力を取り戻してくれましたが、それ以上に活力を取り戻したのが雑草。雨が降らない時だってそこそこ元気だったので、雨の後はなおさらです。

こちらは小麦の跡地。馬を10日は養えそうな草が蔓延ってました。(写真は一部です)

そして、野菜は不作でもブルーベリーはちゃんと実ってます。

今年も色んな人達がブルーベリー狩りに来てくれました。

さて、今度の土曜、8/26は恒例のサンエールさがみはらでのマルシェです。
こちらにもブルーベリー持ってく予定です。

野菜は少ないけど、あるものをかき集め、近隣の農家さんからも調達し、なんとか頑張ります。10時~14時頃迄開催予定。よろしくお願いします!

手で麦を刈る

梅雨ですね。今年はこの時期には珍しい豪雨もありましたが、今のところ適度に降ったり晴れたりしてくれているので、小麦もいい感じに乾いています。

雨の合間を見計らって小麦の刈り取りをしました。

新しく借りた畑は、徹底して耕耘を繰り返してあったためか、雑草が殆ど生えず、機械で刈り取り。あっという間に終了。

何年も小麦を作り続けていた、もう一つの畑にはイネ科雑草やブタクサが蔓延ってしまい、機械刈りができません。やむを得ず、人海戦術で手刈り!

場所によっては9割雑草、一割小麦というような場所も。雑草ごと刈って小麦を抜き取るという気の遠くなるような作業で、小麦を選別しました。風のすみか農場は、農薬を使わない栽培をしていますが、こんなに雑草がはびこってしまうと、除草剤に頼りたくなる気持ちは分かりますね。来年はもっと草を抑える工夫をして栽培します。

収穫した小麦をハーベスターという機械にかけ、麦わらから小麦の粒を取り外します。

500kg近い豊作でした!この小麦は、三鷹のパン屋「風のすみか」のパン等に使います。

 

明日、24日の土曜日はサン・エールさがみはら前にて、久々のサン・エールマルシェ。

掘り立てのジャガイモや大根、そして今が旬のビワなどを持って行く予定です。お近くの方は是非お越し下さい!

小麦の成長が早い

 4月も終わり、ゴールデンウィークに突入です。
 3月に植えたジャガイモも気が付くと大きくなっていて、皆で芽かき(間引き)をしました。いっぱい出てきた芽をそのままにしておくとジャガイモの数はたくさん取れるのですが、小さいイモばかりになってしまいます。2~3本に間引くことで、大きなイモが取れるのです。元気な芽を残すのですが、どれを残してどれを抜くかが悩みどころです。そして一見、芽が2本出ているようでも、実は根元で枝分かれした一本の芽だったりで、簡単そうに見えて意外と難易度の高い作業です。


 芽かきを終えたら土寄せと言う作業を行います。ジャガイモは地表近くにイモが作られ、周りに土がなくてむき出しになると、日が当たって毒が出来てしまうので、土を被せるのです。

 麦の方は、いつの間にやら穂がつき、心なしか色付いてきました。今年は春先暖かかったためか、植物の成長が何でも早いです。今年新たに畑を借りた場所では、かつてない大豊作の予感。しかし一方、毎年小麦を育てていた場所は今年はいまいちで、小麦が雑草に負けてしまった場所もあります。


 何でも全部が一度にうまくいくことがないのは、この世の法則なのでしょうか。宝くじで3億円当たったけど家庭は崩壊とか、志望校に合格したけど馴染めなかったとか、そういうものなのかもしれませんね。知りませんけど。

春到来

春が来ました。

ここ数日は雨が降り、肌寒い日が続いていましたが、今日はすっかり晴れて気温も上昇。あちこちで桜も満開です。

よーく見ないと分かりませんが、手前の桜だけでなく、遠くの山にもヤマザクラがちらほら。今年は随分早くから咲き出したので、長雨で散ってしまわないかと心配でしたが、なんとか雨が上がるまでもってくれました。

3月も中旬に入ると畑も本格始動です。小麦の中耕(栽培中に作物の周りを耕すこと)、ジャガイモを植えつけました。

左と右とで育ち具合が違うのが分かるでしょうか?

今年新たに増やした小麦畑はよく育ってくれてます。小麦粉が値上がりし、色々な食品の値段も高騰しているようですが、これなら何があっても大丈夫ですね。

 

暖かくなってくれたのはいいのですが、ここ数日の雨で草も伸び放題。また草刈りに追われる日々も始まったようです。

冬のお仕事

今年の冬も寒い!1月下旬の寒波から毎朝氷点下。地面は凍りっぱなしです。

日中晴れれば土は溶けますが、耕耘してもぐちゃぐちゃになってしまうので、畑の準備ももう少し暖かくなってからです。

そんな中でも、しっかり麦踏をした成果か、小麦はちょっとずつ成長。

先月の小麦

今月の小麦

よく分からないと思いますが、上にも横にも伸びると同時に、少し分げつ(イネ科 などの植物の根元付近から新芽が伸びて株分かれする事)して、全体がモサモサしてきてます。

冬に麦踏みをするのは、霜で根っこが浮かないようにするためと、分げつを促すため。刺激を受けると張り切ってしまうのは人間も一緒ですね。

そして、冬の季節の大事な仕事はもうひとつ。ブルーベリーの剪定です。

去年からやってます。元気がなくなっている樹は、逆に思い切って切り込んで奮起を促したり、元気過ぎる樹も花芽のたくさんついた枝を落としてなだめすかしたり、果たしてどこをどれだけ切るのが正解なのか、よく分かりませんが、きっと正解なんてないのでしょう。励ましたり、なだめたり、これも人間と一緒ですね。ということで今回は、命はみんな同じですね~という、非常にざっくりした何の参考にもならないお話でした。

今年もありがとうございました

今年ももうすぐお仕舞です。色々ありましたが、1年間生き残ったことに、おめでとうございますと言いたいですね。

さて、日々寒くなる今日この頃。小麦は生育にバラつきはあるものの、大体元気に育ってます。小麦畑を広げたので、ちょっと歩く量が増えましたが、一回目の麦ふみを終えました。

そして、収穫して放置してあった大豆を月末にようやく脱穀
新兵器の足踏み脱穀機を使ってみました。人力だけで動く素晴らしくエコな機械。
なかなかの高性能で、あっという間に脱穀が終わりました。
まあ、今年は大不作だったこともありますが、それにしても人海戦術でやってた去年より大分効率アップしました。来年は小麦でも使用してみる予定です!


大豆脱穀 - YouTube
それではよいお年を!

今季最後のサンエールさがみはら前マルシェ

今年、そして今年度最後のサンエール相模原前のマルシェ開催中です!白菜、大根、カブなどの冬野菜やリンゴ、キウイなどのフルーツ色々!14時過ぎには終了予定なので、お早めに!